A-file.5 消えない私と消さないあなた
どうして??
私を殺してくれないの?
殺そうとするくせに、どうして?
「殺したいほど好き」って言ったのに。
結局誰もそんなこと…
「好き」なんて、マヤカシなんだ。
……ねえ、どうせあなたもそうなんでしょ???
あなただって、どうせ、そういうんでしょ?
言うくせに、私を殺すことなんてできないんでしょ?
ねえ、なんで黙ってるの?
答えてよ…っ!
あなたは重い口を開いた。
『殺したいほどではないけど、あなたの痛みが全て俺のせいでできたものなら』
私の痛みが…全てあなたからうけるものであったなら?
あなたのせいで追った傷だったなら…?
…結局誰も私を消してくれない。
でも、私のこの痛みが、あなたからのものであるなら、
そんな人生も、いいのかもね。
あなた以外が私に痛みを与えた時…
それが私の終わりの時かな。
なんか謎文章ですみません。
ちょっと狂っちゃった感じにしたかったんだけど…。