桃瀬かりんの徒然台詞

思うがままに、のんびりお話を書いてます。

F-file.2 「蒼」

空が…澄んでみえたの

 

青くて、スーッと目に入ってくるような、蒼い空。

 

こんなに綺麗だったんだ…

 

え…?どうしたのかって?

 

えっと…難しいな

 

昨日ね。とってもいいことがあったんだ。

 

夢かも、幻想かも、そう思っちゃうくらいに、素敵なことが…あったの。

 

ある人に会ったんだ。

 

人に会うだけで何?って思うかもしれないけれど、

 

ずっと、憧れてた。

 

画面越しに、私もこんなふうになりたいな、って。

 

端末だけが、繋ぐツールだったの。

 

たくさんのやりとりが残るたくさんのアプリ、寂しい時は眺めてた。

 

幸せだなって、思ってた。

 

でも、私ね、怖いの。

 

空がこんなに綺麗に見えたこと、今までなかったんだ。

 

だから、この蒼が消えてしまうことが怖くて、

 

いなくなっちゃうことが怖くて、

 

きっと、幸せ感じすぎちゃったんだね。

 

大丈夫だよって言ってくれた私の光と、

 

自分を信じてみることにするよ…

 

これからも、伝えていけるように。

 

この「蒼」に、誓うよ。