桃瀬かりんの徒然台詞

思うがままに、のんびりお話を書いてます。

2019-12-20から1日間の記事一覧

A-file.2-1 管理対象

『……なぜこんなことを?』 彼は、ガラス越しに唇を動かした。 『キミなら、わかっていたはず。』 彼は認証機にカードキーを差し込み、開いた扉から私の元に近づく。 私は、その言葉を聞きながらあの日のことを思い出していた。 ---------- ーーーキミも大変…